レントゲン撮影の被爆について

歯科治療における重要な検査方法の一つにレントゲン撮影があります

しかし最近の原発のニュースなどから

レントゲンの被爆について心配する方がここ一年位で増えて来たように感じられます

放射線とは一般的には電離性を有する高いエネルギーを持った電磁波や粒子線のことを指します

歯科の放射線は前者である電磁放射線(電磁波)が利用されているのですが自然界にも放射線は存在します

電磁波は電子レンジを始めとした電子機器からも発生しています

ですからある意味現代人は日常茶飯事で被爆していることになります

医療における被爆量は国民の全被爆量の約20%位であり残りの80%は自然放射線であるとも言われています

ちなみに歯科のレントゲン撮影により一回の被爆量は年間の自然放射線の被爆量(年間2ミリシーベルト)と似たようなものですがこれはあくまでも口腔領域という局所的な場所に対する被爆量であり全身に浴びている訳ではありません

被爆を拒むがためにレントゲン撮影をせず結果として確定診断がつかずに適切な治療ができなくなってしまうかもしれません

デメリットよりメリットの方が大きいのならばレントゲン撮影は誤診を防ぐためにも利用する価値はあると思います

先日レントゲンについてのセミナーをしました

もしレントゲン撮影に疑問や不安な事がありましたらお気軽にご相談ください

以上Ray.でした