口輪筋とは、口の周りを一周する筋肉のことで、口を閉じたり尖らせたりする筋肉です。
口輪筋は他の表情筋と密接に関わっていて、口輪筋をあまり動かさないでいると、口元がたるみ他の表情筋肉も衰えてくることから顔全体の印象が老けてしまうので注意が必要です。
口輪筋の鍛え方としては
1)『舌回し運動』
①口を自然に閉じ、ほうれい線を伸ばすように意識しながら、歯の周りに沿ってゆっくりと5回ほど回します。
②回し終えたら、逆回しで5回ほど行います。
舌をいっぱいに伸ばしゆっくりと回すのがポイントです。
2)『ペットボトルを使った口輪筋トレーニング
①500mlのペットボトルに100~200mlの水を入れ、ペットボトルの口を歯を使わず唇の力だけで持ち上げます。
②持ち上げた状態のまま10~20秒ほどキープし、これを3セット繰り返します。
慣れてきたら徐々に水の量を増やして負荷をかけてもいいです
さらに専用の器具を使うものとして
3)フェイシャルフィットネス パオ
細長い左右対称のバーに、3段階(18g・23g・28g)で重さの変えられる「バランスウェイト」を取り付け、真ん中のマウスピースを咥えて振るエクササイズ用具です。
4)パタカラ プレミアム
歯科医師が医療器具をヒントに開発したもので、痛くなりにくい素材や計算された表情筋を鍛える用具です。
唇と歯の間に装着し、くわえた状態で3分間保つだけで表情筋を鍛えることができます。
口輪筋が鍛えらると以下のような効果が期待できます。
・顔のたるみをなくし、豊かな表情が作れるようになる
・顔全体が引き締まり、小顔になる
・顔、唇の血行、血色がよくなる
・虫歯や歯周病のリスクを低減し、お口の健康につながる
・鼻呼吸ができるようになり風邪の予防にもなる
・いびき、無呼吸の予防になる
・滑舌が良くなる
口の周りの筋肉は見た目年齢にかかわってくるので、日ごろからの注意が必要でしょう。
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