最近の歯科界の話題に、歯科衛生士の職域を明確化しようというものがあります。
日本には現在、歯科衛生士が約23万人いて、そのうち約10万人が就業しており、
約13万人が就業していない潜在歯科衛生士となっています。
この就業率の低さの原因としては、歯科衛生士は看護師と違って
”職場の花”的な存在として腰かけ就職の資格のような意識が
歯科界に限らず、もたれているのかもしれません。
歯科医院におけるいわゆる歯科医療は歯科医師に限定されており、
歯科衛生士が歯科医院を開業することはできません。
このことも歯科衛生士を生涯続けていくことの妨げになっているのかもしれません。
そこで歯科衛生士が”施術していい領域”を明確化することで、
その範囲では開業を許可するという考えがあります。
このことによって潜在歯科衛生士の社会参加、貢献を促せるはずだというものです。
リキタケ歯科医院では常勤で6人の歯科衛生士が働いてくれています。
ブラッシング、トリートメント、歯肉マッサージという領域は、
歯科衛生士が中心になって行っております。
社会的に認められるようになれば、将来的には各々の歯科衛生士が
独立していくということがあるかもしれませんね。
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