救命の連鎖3

どうも、医療法人社団康正会リキタケ歯科医院のJack.です。
さて、BLSヘルスケアプロバイダーコース(G2010)を受講して一番大変だったことは、胸骨圧迫(心臓マッサージ)でした。成人の場合「毎回少なくとも5㎝の深さでかつ1分に100回のテンポでスムースに圧迫」しなければならないのですが、これが結構大変で、実習が終わると汗だくで、しかも昼食を挿んで午後からは実技試験と筆記試験が控えていたため昼休みは復習に費やしてしまいました。

↑左から、救急システムへの出動要請→心肺蘇生→除細動→二次救命処置→心停止後ケア

 

救命の連鎖ですから、それぞれが鎖になっているんですね、だからのどの部分が弱くても連鎖にならないってことなんですね。夏休み中、海の事故・山の事故等の報道を聴くたびに救急救命蘇生の重要性を考えさせられます。善意の総量が増えることにより救命の実績が更に向上すること願いながら、講習が終わったのは夕方になっていました。

↑AEDの内容

昨日から9月、日照時間が徐々に短くなってきていることが実感されます。診療室の窓から夕方の池袋を眺めていたら、     後撰集にある業平の「ゆく蛍 雲の上までいぬべくは 秋風吹くと雁に告げこせ」の和歌を思い出してしまいました。
では今日はこの辺で。