5/31発行の日本歯科新聞の記事で、個人的に一番大きなインパクトは、
九州大学名誉教授、青野正男先生のご逝去(83歳)の記事でした。
青野氏は、九州大歯学部開設時の昭和42年に歯周病学教授として就任され、
歯学部部長、名誉教授などを歴任されました。
私の九州大学在学中には、歯学部長として学生指導の先頭におられ、
濃い眉毛から絶大なる生命力を感じたものでした。
その後、横田誠先生、前田勝正先生が教授職を引き継がれ、現在のゆるぎない教室を築かれております。
私自身、学生時代に歯周病が楽しい学問とは感じておりませんでしたが、
現在では、インプラント、補綴といった主要な診療分野を基盤として支える
必須の診療分野となっております。 合掌。