誤嚥性肺炎

みなさまこんにちはicon_smile.gifアシスタントのRiです。

今日は、誤嚥性肺炎についてお話させていただきます。誤嚥性肺炎とは、細菌の繁殖した食べかすや唾液が気管に入ること(誤嚥)が原因で起こる肺炎です。

高齢者や寝たきり、飲み込みが困難な方に多くみられ、体力を消耗して死へとつながる怖い病気です。今回このテーマを取り上げたのは、東北地方太平洋沖地震で被災された方にとくに気をつけていただきたいからです。そのほかのみなさまにも知っていただき、みんなで気をつけてまいりましょう。

阪神大震災の後、肺炎による死亡が200人以上にものぼりました。多くは高齢者で死因は誤嚥性肺炎であったと推定されてます。被災地では、口腔内を清潔に保つことがむずかしく、取り残された細菌が繁殖し、その細菌が誤嚥によって気管や肺に入ってしまい、体力、抵抗力、免疫力の低下などにより細菌を駆除することができず細菌性の肺炎にかかる危険度が増します。

予防法は、①やはり口腔内を清潔にする。歯ブラシで歯を磨く、歯茎ほっぺた、舌の汚れも取る、

②唾液腺をマッサージする。詳しいマッサージ法はまたご紹介しますね^^

「唾液」は、抗菌作用、粘膜保護作用、ph緩衝作用、歯の石灰化、消化作用、自浄作用などでいずれもなくてはならない存在です。

やはり、お口を清潔にすることが全身の健康につながります^^