日欧米 意識の違い

こんにちは。衛生士のEKOです。
2月14日、オーラルケア商品を多く販売している「ライオン」が、日本・アメリカ・スウェーデンの3カ国を対象に“オーラルケアに関する意識調査”を行なった結果を発表しました。

調査概要
●対象:15~69歳のアメリカ人・スウェーデン人・日本人の男女
●アメリカ人1200、スウェーデン人1200、日本人1200
●15~19歳、20~29歳、30~39歳、40~49歳、50~59歳、60~69歳、それぞれ男女100人ずつ
●調査期間:2013年11月22日~12月10日

予防歯科の実践においてパートナーとなる歯科医。あなたにとって歯科医はどのような存在か、を聞いた項目では、日本と欧米2カ国で意識が全く異なっていて、アメリカでは最も高かったのが「好きな人・憧れの人」、次いで「頼れるパートナー」と、歯科医は身近な存在という印象が強く、スウェーデンでもパートナーという印象が上位に入りました。いっぽう日本では、「他人」という答えが最も多かったそうです。
えっ!他人?驚きでした^^;

オーラルケアで使用するアイテムについては、「フロスやリンスも使うのは当たり前」と考える人がアメリカ77.8%、スウェーデン68.3%に対し、日本では48.3%。その逆に、日本では半数以上(51.3%)が「ブラッシングだけで充分」を選択していました。

オーラルケアにお金をかけるか、については、「お金をかけるべき」と回答した人がスウェーデン:42.2%、アメリカ:34.0%、日本:10.8%。年間のオーラルケアアイテム平均購入金額はスウェーデン:8415円、アメリカ:8354円、日本:4965円となり、欧米2カ国に比べて日本のオーラルケア用品へのこだわり、お金をかける意識や、実際にかけている金額は全般的に低いという結果。
オーラルケアへの関心度は、日本も強くなってきているとはいえ、欧米に比べるとまだまだなんですね。考えさせられる調査結果でした。