入れ歯安定剤

こんばんは。衛生士のEKOです。9月にはいるなり、台風の接近!大荒れの月初めになりそうですが、過ぎれば、秋の気配が感じられそう・・・夏が苦手な私は、嵐が近づいているのにホッとしています(^^;)  今日は、入れ歯安定剤について調べてみたので、書かせてくださいね上の入れ歯は落ちるから、また下の方は痛いし安定が悪いから、と義歯安定剤を使用されている人が多いですが、ケースにより、あるいは緊急処置としての使用については仕方がないと思います。が、長期にわたり使用すべきではないようですね。

理由としましては、不潔になりやすい、噛み合せがずれて余計に入れ歯が使いづらくなり、顎関節症になることもあるなど、色々あるようです。
また、基本的に小さい部分入れ歯は、入れ歯安定剤を使用して安定が良くなるような構造にはなっていないので、不向きなようです。
総入れ歯に近いような形であるならば、2~3日ぐらいまでなら、入れ歯安定剤を使用してみても良いかもしれません。しかし次のような時は使用は避けて新しく入れ歯を作り直したほうが良いようです。

1  適合が悪く、十分に機能してない入れ歯

2  人工歯がすり減り、咬みあわせが狂っている時

3  骨の吸収、粘膜の萎縮のため、高さが低くなっている時

4  破損していたり、入れ歯の辺縁の延長が不十分な時

ひとつでも当てはまるようでしたら、是非、ご来院のうえ、受診をおすすめいたします。icon_smile.gif