先日義兄から悲痛な声で電話がかかってきました・・・
小学校5年生になる娘の歯が抜けてしまったんだけど・・・どうしたらいい!?
何か悪い病気なのでは・・・!?といわんばかりの勢いに少々引きつつ(笑)
乳歯でしょ?と返すと、
だって前から5番目の奥歯だよ!!との事
うん、やっぱり乳歯ですね(笑)。
恐らく最後の乳歯だと思いますよ、抜けたところを見てみると下に歯がありませんか?
抜けた当人も母親も全く動じておらず、義兄だけが一人取り乱した様子を微笑ましくおもいながらも、
きっと皆様もお子様の歯のことになると意外と子供の自己申告待ちのところがあるのではないかと思い、今日のブログに書かせていただきました。
子供の歯(乳歯)は上下左右5本ずつ生えてきます。
大人は通常上下左右7本といわれていますので、それぞれの乳歯が生え変わるのとは別にさらに奥に2本の永久歯が生えてくるのです。
5~6歳くらいから前歯が順次乳歯から永久歯へと生え変わっていきます。
それとほぼ同じ位に5番目の乳歯の奥に6番目の大人の歯が生えてきます。
これがいわゆる6才臼歯といわれる歯になります。
実はこのとき5番目の乳歯はまだまだ生え変わりません。
小学校高学年位から中学生にかけて生え変わります。
あくまで、平均的な年齢を書きましたが、個人差がありますし、男の子よりも女の子の方が少々早いようです。
ちなみに、ウチのダンナは最後の乳歯を高校3年生に抜きましたから(笑)、あくまでめやすにして下さいね。
中には後続の永久歯がない場合もあります。
特に5番目の歯に多いようです。
そういった場合は使えるだけなるべく永く使っていただくようになります。
そういったことはレントゲンを撮ってみないとなかなか分からなかったりもしますので、
小さいうちから定期的に歯医者さんで、歯の本数やどの歯が生え変わったのかなどを検診していただくことをお勧めします。
勿論、虫歯予防のフッ素(2000円)やクリーニング、虫歯のチェックや治療も行っておりますので、
お気軽にお問い合わせくださいね。
以上Ray.でした。