こんにちわヾ(*゚▽゚)ノアシスタントのようこです。
糖尿病の方は歯科疾患にもかかりやすい、と前回お話しましたが、自分が糖尿病であると気づかなかったり、重症であるにも関わらず治療を受けていないことも少なくありません。
厚生労働省の調査では糖尿病が強く疑われる男女の約35%が何の治療も受けていないというデータがあります。
糖尿病の方は歯周病のリスクが高く、歯の喪失や歯の動揺が進み咀嚼に影響が出ることも考えられます。
咀嚼に問題がでてくると、栄養摂取バランスが乱れ、ミネラル、ビタミン類の摂取が少なく炭水化物の摂取が多くなるというデータもあります。そうすると、糖尿病治療の一つである食生活指導がうまくいかなくなり、どんどん悪循環になっていきます。
糖尿病が疑われる場合、内科での血糖コントロールをしながらの治療になります。血糖コントロールが良好であれば一般的な歯科治療ができますが、不良ですと傷の治りが遅れたり、感染症を引き起こす可能性もあり治療ができないこともあります。
なぜ今回糖尿病と歯周病のお話をしたかというと父がまさに糖尿病を患っており、歯周病にかかっているのではないかな?と思われたからです。遺伝のことも考えると自分自身他人事ではないなと考えさせられます(ノД`)・゜・。
罹患してしまってからでもできることはもちろんありますし、もちろん病気を未然に防ぐという意味でも医科だけでなく歯科での定期的なメインテナンスをおすすめします(*^-^*)