昨今の歯磨き粉は基本的にフッ素入りが主流になっています。
折角のフッ素の効果を最大限に活かすちょっとしたポイントをお話させていただきます。
①歯ブラシを水に濡らさない
歯ブラシに歯みがき粉をつける際に歯ブラシを水で濡らしたりしていませんか?これにより発泡剤が泡立ちやすくなりすぐに吐き出したくなってしまいます。結果、フッ素の作用が短くなってしまいます。少しでも長く歯磨き粉に含まれるフッ素を口の中に入れておく事が重要なので歯磨き前に歯ブラシを濡らすのは控えましょう。
②歯磨き粉はたっぷり使う
歯全体にフッ素を行き渡らせて更に長時間作用させる為に歯磨き粉はたっぷりと使った方がいいです。成人の場合で約2センチ位が目安です。
③すすぎは1回
歯磨きをした後に、口の中の汚れを落とそうと何度もすすぐと折角歯磨き粉で行き渡らせたフッ素を一緒に流してしまうことになります。すすぐ際は、15ml程度ほんのちょっとの水で1回すすぐだけで良いのです。
④フロスで仕上げ
歯周病菌が沢山いる歯と歯茎の隙間は歯ブラシだけでは届きません。歯ブラシで歯を磨いただけですと歯垢除去率は58%ですが、歯磨き後にフロスを使用することで、86%にまで上がるそうです。是非フロスは使ってください!
ちょっとした一工夫で歯磨き&フッ素の効果を引き出せますので、是非お試し下さい。
以上Ray.でした。