歯を削る機器は患者さんのお口の中に入りますし、削った虫歯が飛び散ったり、血液が付くこともあります。この機器を使い捨てにできればいいのですが、実際には1本数十万円する機器ですので繰り返し使用することとなります。そこで重要なのが安全安心に繰り返し使用できる状態にすることです。当院では、50本以上の機器を用意し、それぞれを洗浄し、オイルライザーという高温殺菌を通すとともに、中空構造の中まで滅菌できるクラスB滅菌機で完全に処理しています。機器の寿命は短くなりますが、このような処理をすることで治療の安全性を確保しています。