歯科用レントゲンでの放射線被曝量

福島の原子力発電所の事故は皆様気になっていることですね。
歯科治療の診断に欠かせないものにレントゲン撮影診断があります。
診断のためとはいえ、ここでは患者さんに放射線を照射することとなります。

それではどの程度の放射線を浴びることになるのでしょうか?

日本で自然に生活しているだけでも宇宙からの放射線を浴びることになり
この放射線量が2.4ミリシーベルト(mSv)/年になります。

歯科医院で一番多く使われ、口腔内を一枚の画像に
おさめることのできるパノラマレントゲン写真では、0.02mSv/回になり、
インプラント治療で必須のCT撮影では、0.2mSv/回になります。

東京からニューヨークまで飛行機に乗るときに浴びる放射線量が0.2mSvということを考えると、
歯科での浴びる放射線量は無視はできないものの健康には影響のないものと
御理解いただけると思います。

もちろん、必要最小限のレントゲン撮影で最善の診断を行うべく工夫が必要です。
リキタケ歯科医院では放射線被曝量が最少になるデジタルレントゲン機器を使用しております。