インプラントメーカーのストローマン社は歯科関係者の教育に熱心に取り組んでいます。
売り上げの一部からITIという研究・教育組織を作り、
世界各国でインプラント治療のための研究・教育を助成して、
安全安心なインプラント治療を継続的に広めていくように活動しています。
昨年、ITIのトップであるプレジデントにスイスのブーザー教授が就任し、
その教育部門の再構成と活性化が加速し始めました。
その一端として、日本でも各地域で指導的立場のフェローがディレクターに就任し、
20~30人程度の勉強会を組織して最新情報、治療方法の周知、
コンセンサスの確認を中心に歯科医師同士の情報交換を始めました。
東日本大震災・津波により延期されていましたが、
東京でも4月28日に新村昌弘先生をディレクターとして
ITI Study Club Tokyoがキックオフしました。
東京医科歯科大学の塩田真准教授の講演に始まり、
初回から盛りだくさんの有意義な時間を過ごすことができました。
参加したメンバーの多くはインプラント治療に長くかかわっている経験豊富な方で
懇親会では普段は聞けない貴重な情報を多く入手できました。
気がつけば夜中の2時過ぎ、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
これからも著名な講師の先生をお招きして定期的に開催される予定です。
これだけの勉強会はそうそうありません。
これを完全にバックアップしているITIという組織には頭が下がります。