コロナ禍も3年が経過し、ようやくというかやっと信頼できる科学的データが積み重なってきています。
その中で、口腔が関連する重要なことが明らかになりました。
コロナウイルスが感染するときには、まず口腔内に入り唾液腺(唾液を作る組織)に吸着し、そこで増殖したウイルスが肺へ感染していくという経路がわかってきました。
唾液腺にはコロナウイルスがよく吸着するACE2という部分が多くあり、ここへコロナウイルスが一定量吸着することで味覚障害・唾液減少という症状が出ます。このウイルスは唾液腺内で増殖し口腔内全体へ感染を広げ、そこから肺へと感染が進みます。
ここで重要になるのが口腔内の衛生状態です。
口腔内に細菌が多く、汚れ多い状況にあるとより多くのコロナウイルスが唾液腺へ侵入できるようになります。
日々の歯ブラシ・フロッシングと歯科医院での定期検診(プロケア)により、口腔内の細菌を減少させ、清潔に保つことでコロナウイルスの感染を防げるようになります。
池袋東口のリキタケ歯科医院では、診療前の口腔内消毒を含め。感染予防にできるだけの配慮をし、安心・安全な診療に日々努力しております。